糖質疲労

食事の後に眠くなったり、だるくなったりする…。そんな「糖質疲労」に心当たりがある方に、ぜひ知ってほしい一冊として紹介されています。成人の2人に1人が陥っている可能性があるこの症状は、放置すると糖尿病やがん、心臓病といった深刻な病気につながる恐れがあるそう。でも、糖質疲労の段階ならまだ元に戻れるのだとか！

本書で提唱されているのは、辛い食事制限とは全く違う、我慢しなくていい食事法だそう。

• •カロリー制限や断食は不要で、お腹いっぱい食べても大丈夫！
• •早い人なら次の食事から、遅くとも1ヶ月で体重や腹囲の変化を実感できると紹介されています。

その驚きの食事法とは、「糖質を適度に控え、その分タンパク質と脂質をお腹いっぱい食べる」というもの。例えば、おにぎりよりパテが2倍のもりもりバーガー、とろろそばより二郎系ラーメン、サラダチキンより唐揚げマヨネーズを食べた方が良いと説明されています。
その効果は絶大だそう！紹介されていた、3つのシンプルな「ロカボ」のルールはこちらです。

1. タンパク質と脂質なら、カロリーもバランスも気にせずお腹いっぱい食べてOK

   • •お肉やバター、卵も我慢する必要はなく、むしろ積極的に食べることが推奨されています。脂質は悪者という古い常識が覆されるかもしれません。タンパク質を摂るだけで簡単な筋トレのような効果も期待できるそうです。

2. 1日に摂る糖質の量は70g～130g以内にする

   • •ストイックに糖質ゼロを目指す必要はないそう。1食あたり40g（おにぎり1個分程度）を目安に、主食を半分にするなど工夫することで、無理なく続けられるとのこと。

3. 早食いをせず、「カーボラスト」で食べる

   • •野菜やタンパク質から先に食べ、炭水化物を最後に摂る「カーボラスト」を実践するだけで、血糖値の急上昇を抑えられると解説されています。

この食べ方を実践すれば、疲れにくくなるだけでなく、頭もより良く働くようになるなど、たくさんのメリットが期待できるそう。毎日の食事を楽しみながら、だるさや眠気のない、パフォーマンスの高い毎日を目指せる画期的な方法として紹介されています！