インデックス投資は勝者のゲーム──株式市場から確実な利益を得る常識的方法 (ウィザードブックシリーズ Vol.263)

インデックス投資は勝者のゲーム──株式市場から確実な利益を得る常識的方法 (ウィザードブックシリーズ Vol.263)

聞いてわかる投資本チャンネル
【聞き流しでOK】新NISAデビュー組もベテランも必修の名著!インデックス投資こそ投資の正解※総集編

聞いてわかる投資本チャンネルさんが紹介

おすすめコメント

長く読み継がれている古典的な名著で、投資の本質的な内容が書かれている一冊として紹介されています。
インデックス投資に興味がある方にとっては背中を押してくれる本、すでに実践している方にとっては考えをさらに固めるための本になるそうです。
全米100万部超の超ロングセラーで、リニューアル版はコロナ禍の状況も踏まえた最新データが掲載されているとのこと。以前よりも表現の改善や分かりやすい図表が追加され、かなり読みやすくなっていると紹介されています。

本書の中心的な考え方

投資を「敗者のゲーム」と捉えている点が、この本の特徴的なタイトルにもなっているそうです。

  • 勝者のゲーム(プロのテニス): 目の覚めるような素晴らしいプレーをした方が勝つ
  • 敗者のゲーム(アマチュアのテニス): ミスが少ない方が勝つ

投資もこの「敗者のゲーム」と同じで、市場平均を上回るファインプレーを狙うのではなく、ミス(特に余計なコスト)を少なくした方が勝つゲームであると説明されています。
そのため、特定の知識やタイミングを計る必要がなく、コストの低さにも関わらず一定の成果を残せるインデックス投資は、圧倒的にコスパがいいとされています。

投資家への提言

本書の中心的な概念として、「投資家にとっては株式に投資して長期間そこにとどまっている資金の運用成績が最高である!」という言葉が紹介されています。

  • 過去のデータから、相場上昇の大部分はごくわずかな期間に集中しているため、その「イナズマが輝く瞬間」を逃さないためには、常に市場に居続けること(買いっぱなし)が確実な方法だとされています。
  • 長期で保有することで、株式の収益率は平均的な数値に収斂していく傾向があるそうです。比較グラフを見ると、債券やキャッシュと比べ、長期スパンでは株式が圧倒的に有利であることがわかるとのこと。
  • 手数料は投資家が本来得られるリターンを奪うペナルティのようなもので、投資は手数料のせいでマイナスサムゲームになっていると指摘されています。そのため、低コストのインデックスファンドを一度買ったら、頻繁に売買せず、暴落時にも慌てず持ち続けることが重要だそうです。

個人投資家への具体的なアドバイス

本の後半では、個人投資家が心に留めておくべき具体的なアドバイスが複数紹介されています。

  • 貯蓄から始めること
  • 相場の先行きに賭けないこと
  • 税務上有利という理由だけで動かないこと
  • 新しい金融商品には手を出さないこと
  • 証券会社の担当者は、あなたを儲けさせることではなく、あなたから儲けることが仕事であると認識すること
  • 直感を信じず、相場がどんな状況でも動じないことが大事だとか。

最終的に、投資で最も大切なことは「シンプルかつ誰にでもできる簡単なこと」であり、それは「低コストのインデックスファンドを買って放置しておくこと」だと結論づけられています。
リニューアルを経てさらに内容が充実し、行動経済学の話なども追加されたことで、インデックス投資関連本として「おすすめ度ナンバーワンと言ってもいいかもしれない!」と評されるほど、素晴らしい作品になっているそうです。

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