スタンフォード大学 いのちと死の授業

スタンフォード大学の講義がもとになった、『いのちと死の授業』という書籍が紹介されています。
哲学のようでありながら、メンタルヘルスについても深く学べる一冊だそうです。

著者はマインドフルネスの大家でもあるスティーブン・マーフィ重松先生。日系アメリカ人である先生が、アメリカの学生に向けて日本のカルチャーを引き合いに出しながら解説しているのが大きな特徴だとか。

西洋医学の知識だけでは日本の臨床現場で通じ合えない部分があったそうですが、この本を読んだことで、もっと仏教的なものを使っていいと気づきを得られたと語られています。その結果、臨床の腕が上がった！と実感するほどだったそうです。

この本からは、現代の精神医学では教わらないものの、日本人にとっては非常に大切な概念をどう取り入れればよいかが分かると紹介されています。

• •お互い様
• •仕方がない
• •一期一会
• •縁

こうした日本ならではの美意識や考え方を、日々の心のケアに活かすヒントが見つかるかもしれません。動画内で話されていたような、日本人特有の悩みにも通じる内容だとおすすめされています。