
バフェットからの手紙【第8版】 ──世界一の投資家が見たこれから伸びる会社、滅びる会社
【投資の神は肯定派】「一生貯金し続ける人」が考えていること3選【お金の勉強 初級編】:(アニメ動画)第458回
両学長 リベラルアーツ大学さんが紹介
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投資の神様ウォーレン・バフェット氏が、経営する会社の株主に向けて年に1回出す「株主への手紙」が書籍化されたものとして紹介されています。内容があまりに面白いため、過去の分がまとめられているそうです。
2023年の手紙の冒頭にある「バークシャーの個人投資家の多くは1度貯蓄したら一生貯蓄し続けるタイプ」という興味深い言葉をきっかけに、お金持ちが何を考えているのかが解説されています。
十分な資産があるにもかかわらず、なぜ貯蓄を続けるのか。その人たちが考えていることは、以下の3つのキーワードで説明できると紹介されています。
- •経済的安定: 人よりお金を使う「いい暮らし」よりも、リストラや病気といった不測の事態が起きても生活を維持できる経済的な安定を何よりも重視しているそうです。
- •道徳: コツコツと資産を築いてきた人は、贅沢や浪費を「不道徳なこと」と捉え、罪悪感を抱いてしまうことがあるとか。そのため、お金を使うことに積極的になれない傾向があるようです。
- •社会: 自分の経済的基盤が強固になった後、次に考え始めるのが社会のことだそう。使い道のないお金は、寄付や遺贈を通じて世の中のために使われればよい、と考えるようになると説明されています。
バフェット氏自身も、財産の大半を寄付することを表明しており、手紙の中では「自分の王朝を築こうとしたりはしない」と株主たちを最大限に褒め称えているそうです。
単なる投資テクニックだけでなく、バフェット氏のお金や人生に対する深い哲学に触れることができる一冊として紹介されています。
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