言葉の力を高めると、夢はかなう

最新の心理学や脳科学のエビデンスに基づいて、誰でも目標を達成できる願望実現の法則が理論から丁寧に解説されている本として紹介されています。
一般的な願望実現法とは一味違い、ただ夢を紙に書くだけでは効果がなく、書いた言葉の力を高めることが重要だと説明されているそう。

言葉に力を宿すためのオリジナルの法則として「ミューズの法則」が紹介されています。

• •M (マニフェスト)：紙に言葉で書いて自分や周りに明らかにすること
• •U (ユー・アー・ザ・フューチャー・セルフ・サンク)：夢を叶えている未来の自分になりきり感謝すること
• •S (シーン)：未来の情景を映像で思い浮かべること
• •E (エモーション)：夢を達成した時の感情で味わうこと

特に重要なのは「感情（エモーション）」で、言葉に感情が乗っているかどうかが、夢を叶えられる人と叶えられない人の大きな違いだとか。脳はリアルな感情を伴うストーリーを現実と区別できなくなる性質があり、この性質を利用して夢を実現へと導くと解説されています。

また、夢や願望を具体的に実現していくための、実践的な4つのステップも紹介されています。

1. •書き出した夢や願望を「幻想・夢・目標・予定」に分類する
2. •願望実現のマトリックスを作成する
3. •「Do（すること）・Have（所有すること）・Be（であること）」に分ける
4. •実行計画を作る

目標を小さく刻んで行動を続けやすくすることや、夢の実現を阻む障害（周囲の反対や自身の恐れ）との向き合い方についても触れられています。夢を叶える人は、すべての失敗を「たまたま」だと考えて挑戦し続けるマインドを持っているそう。
「そもそもやりたいことが思い浮かばない」という人でも、まずは身近でワクワクすることを書き出すことから始められると紹介されています。