喜びの道をひらく 天の言霊の道 ―毎日を好転させる喜びの習慣【学校図書館選定図書】性格・仕事・生活など、人生全般の悩みから自分を解放し幸せになる生き方―

楽しい人生や幸せな人生を送るためには、「嬉しい」「楽しい」「幸せ」「おいしい」「ありがとう」といったポジティブな言葉を増やし、他人から言われるネガティブな言葉や嫌な記憶を断ち切ることが大切だと解説されています。この本では、幸せに生きていくための具体的な9つのアクションプランが紹介されているそうです。

特に、以下のような考え方や実践方法が挙げられています。

• 他者との比較をやめる
  SNSなどで他人と比べて落ち込んでしまうことが多い現代において、比較するのは「特定の誰か」ではなく「過去の自分」であるべきだとされています。他人より劣っているというネガティブな思考から脱却し、自信と勇気を持って自分の才能を認めるためのヒントが得られるとのことです。

• 嫌な記憶を縮小化する方法
  ふとした時に蘇る嫌な記憶は、人生の喜びを妨げる一因になります。本書では、具体的な対処法として、

  • •気持ちを切り替える「喜びの呼吸法」
  • •嫌な記憶は過去の出来事であり現在は起きていないと認識する
  • •身の回りにある恵みに感謝の心を持つ
    といった方法が紹介されており、これらを実践することで嫌な記憶を縮小化できるそうです。

• 過去の解釈を変える
  嫌な記憶が蘇ってきた際に、心の中で「ありがとう」と唱え、感謝の言葉でラベリングし直す方法も紹介されています。これを続けることで、嫌な記憶の質が変わり、実際に思い出しにくくなることを体感できるとか。

生きづらさを感じる時や、自分の置かれている環境に不満を感じる時にこそ、この本で紹介されている「喜びの習慣」が、自分を解放し、毎日を好転させるきっかけになるかもしれません。
過去の出来事そのものは変えられなくても、その解釈はいくらでも変えられると強く信じ、喜びの多い人生を歩むための考え方が詰まった一冊として紹介されています。