なんでもない毎日がちょっと好きになる そのままの私で幸せになれる習慣

今のままのあなたで幸せになるための方法論や習慣が、世界中で行われた幸せに関する研究結果を元にたくさん紹介されている一冊だそうです。日常生活に取り入れるだけで、今よりも確実に幸せな人生を歩むことができるようになるとのことです。

人生は本来、辛いものではなく「軽やかで爽やかな旅路をるんるん楽しみながら歩んでいく」ような楽しいものであるはずだと紹介されています。この本には、慌ただしい日々の中で忘れてしまった幸せの種を、再び開花させるための科学的な方法がたくさん書かれているそう。

幸せは「なるもの」ではなく「気づくもの」

多くの人が持つ「幸せになりたい」という気持ちは、今幸せではないからではなく、「今すでにある幸せに気づかないから」生まれるものだと説明されています。幸せを大げさなものと捉えず、日常に潜む小さな幸せに気づく感性を育てることが、幸せ体質になるための大切な要素だとか。

幸せ体質になるための4つのヒント

人が幸せを感じられるようになるための、以下の「4つの飲」を満たすことが大切だと紹介されています。

• •やってみよう飲：自己実現と成長の因子。目標に向かって努力し、成長しようとすること。
• •ありがとう飲：人の喜びを自分の喜びと感じたり、感謝をしたりすること。
• •なんとかなる飲：楽観的であること。「まあなんとかなる」と思える楽観性は、幸せに絶対必要だそう。
• •ありのままに飲：自分と他人を比較せず、自分のペースで幸せに向かうこと。

ありのままの私で幸せになれる5つの習慣

日常生活の中で、特別に何かをしなくても幸せになるための具体的な習慣として、以下の5つが挙げられています。

• •1. 合格点を下げて楽になる
  完璧を目指さず「70%ぐらいでよしとする」考え方が重要だそうです。大きすぎる目標ではなく、小さくてできそうな目標を立て、少しずつ達成範囲を広げていくのが幸せへのプロセスだと紹介されています。
• •2. 最後の1月であるかのように過ごす
  死を意識することで、当たり前だった「生」がより輝き始め、1分1秒を大切に生きるようになり、その瞬間がとても幸せに感じられるとのことです。
• •3. 人との繋がりで温かさを再確認する
  会いたい人に連絡したり、感謝の気持ちを手紙に書いたりすることで、幸福感が大きく高まるそうです。手紙は書くだけでも効果があるのだとか！
• •4. どんなに小さなことでも夢を3つ上げる
  夢や目標を持つことは幸せにつながるため、スポーツや旅行など、どんなに簡単なことでも「やりたいこと」を書き出してみることがおすすめされています。
• •5. 一番大切にしている価値観を探る
  自分が何を大切にして生きているのか、自分の価値観を明確にすることで、幸福度を格段に高めることができると説明されています。

「大丈夫、あなたはそのままのあなたで幸せになることができる」という力強いメッセージと共に、具体的なヒントが満載の一冊として紹介されています。