ほんタメ
2025年本屋大賞!大賞受賞作品『カフネ』

ほんタメさんが紹介

おすすめコメント

意外にもお腹がすく小説だと紹介されています。

大切な弟を突然亡くし、夫との離婚も経験してストレスフルな生活を送っていた主人公の物語だそうです。弟が残した遺言をきっかけに出会ったのは、弟の元恋人である料理人でした。その料理人に誘われ、家事代行サービスのお手伝いを始めることになるのだとか。

この物語のタイトルでもある「カフネ」は、作中の家事代行サービス会社の名前でもありますが、元々は「愛する人の髪にそっと指を通す仕草」を意味する海外の言葉だそうです。とてもロマンチックな言葉!で、「人に対して思いやる」というテーマにも繋がっていると紹介されています。

この家事代行サービスでは、以下のような人たちの手助けをするそうです。

  • 子育てに追われ、自分のことが何もできない方
  • 介護などで、ご飯を作ることができない方

全く知らない人たちを助ける中で、人と人とが繋がり、主人公自身の心も落ち着いていく様子が描かれているのだとか。「人って結局1人で生きられないな」と感じさせられ、助け合いや支え合いの大切さ、そして自分が今支えてもらっている人たちのことを思い出せる一冊として紹介されています。

ただ面白いだけではなく、人に進めたくなったり、大事な人に読んで欲しいと思える本だそうです。

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