
死刑にいたる病 (ハヤカワ文庫JA)
必ず読み返したくなるミステリ【3選】
ほんタメさんが紹介
おすすめコメント
数年前に映画化もされた、3回も読み返したくなるミステリーとして紹介されています。
物語は、鬱屈した日々を送る大学生のもとに、世間を震撼させた連続殺人鬼から一通の手紙が届くところから始まるそうです。その依頼内容は「9件の殺人のうち、1件は自分がやっていない。真犯人を探してほしい」という奇妙なものだとか。
この殺人鬼の恐ろしい点は、その二面性にあると説明されています。
- •周囲からの評判は非常に高く、人当たりも良く爽やかで「嫌いになれない」とまで言われる人物だそう。
- •しかしその裏では、真面目そうな少年少女だけを狙い、信頼を得てから拷問して殺害するという、まさにサイコパスな犯行を繰り返していたとのこと。
- •被害者には「爪が1枚も見つからない」という不気味な共通点があるそうです。
依頼を受けた大学生は、事件を調べるうちに、この殺人鬼の得体の知れない恐ろしさと、そして自分自身の出生の秘密にも迫っていくことになるといいます。
最後まで読むと「あれは何だったんだ」「何を見せられていたんだろう」という感覚に陥り、物語が二転三転するため、何度も読み返したくなる作品だと紹介されています。映画を観て、その面白さにより気づいた作品でもあるそうです。
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