
その可能性はすでに考えた (講談社文庫)
ヨビノリたくみの名刺代わりの10冊【小説】
ほんタメさんが紹介
おすすめコメント
元々好きだった理系ミステリのジャンルで、「現代にもまだ新しい目があるんだ」と感じ、「多重解決」という分野にはまるきっかけになった一冊として紹介されています。
この作品は、バチバチにロジカルでありながら、少し変わった構成が魅力だそうです。
- •テーマが「否定」となっており、探偵役が事件の解決策を提示するのではなく、周囲が持ち寄る解決策を「その可能性はすでに考えた」と次々に論破していく、通常とは逆の展開が特徴だとか。
- •これは普通の考えでは起こらない「奇跡」であることを証明しようとする、風変わりな探偵の物語にはまってしまうきっかけになったそうです。
- •1つの事件に対し複数の回答が提示される「多重解決ミステリ」の面白さに、気づかせてくれる作品だそうです。
「多重解決って面白い!」という発見がある一冊のようです。
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