
わたしは孤独な星のように
皆さんにもおすすめの10冊があります【2024年7月】
ほんタメさんが紹介
おすすめコメント
声優やエッセイストとしても活躍し、SFに造詣が深いことでも知られる池沢春菜さんによる、初の小説デビュー作として紹介されています。全7編が収録された、がっつりとしたSF短編集だそう。
- •おしゃれな装丁も特徴で、カバーが少し小さく、中の本体がちらりと見えるデザインになっているとか。
- •表紙のイラストはクラゲではなく、物語の重要なモチーフでもあるキノコだそうです。
特に印象的だった短編として、1番最初に収録されている「糸は赤い糸は白い」が挙げられています。
- •キノコの菌を脳に埋め込むことが常識になった世界が舞台。
- •菌を埋め込んだ者同士は、言葉を介さずに感情などで通じ合えるようになるとか。
- •同じ菌を埋め込むことでより深い繋がりを持てるため、「同じキノコにしようね」と約束する、女の子同士の青春が描かれているそうです。
その関係性は友情以上で、読む人によっては恋愛とも捉えられるものだとか。しかし、ただピュアなだけでなく、少女小説に「地獄の香り」が風味として加わったような、ちょっとした残酷さもあってとても良い!とのこと。
SFでありながら文体はめっちゃ読みやすいそうで、これからもっとこの作家の作品が読みたくなる一冊だと紹介されています。
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