
ノクツドウライオウ ―― 靴ノ往来堂
読書感想文を助けます!中学生課題図書3冊を徹底紹介!【第70回読書感想文全国コンクール】
文学YouTuberベルさんが紹介
おすすめコメント
100年の歴史を持つオーダーメイドの靴屋さん「靴ノ往来堂(くつのオーライドー)」が舞台の小説として紹介されています。主人公は、「マエストロ」と呼ばれる靴職人のおじいちゃんを持つ女子中学生のナツキ。店の後継者問題や、同級生の登場、常連客とのトラブルなどに振り回されながら、自分の進路を具体的に描いていく物語だそうです。
課題図書としてはテーマが重くなく、10代にぴったりの楽しく読める小説だとか。
- •会話が多くてテンポが良い。
- •おしゃれ好きや空想好きの女子は主人公ナツキに共感できるかもしれないそうです。
- •ライバルとして登場する同級生・蒼太との急接近していく関係性の変化にはときめいたとのこと!
- •前半は靴作りの専門的な言葉が少し難しいかもしれないそうですが、蒼太が登場する5章あたりから次が気になって仕方なくなるはずだと紹介されています。
読書感想文のテーマもたくさん見つけられそうです。
- •SDGs:お店の靴は、大量生産・大量消費とは逆の「一生もの」「一点もの」。植物由来の材料で染めるなど、環境への配慮も考えられています。
- •後継者問題:仕事を引き継ぐ人がいないという、現代的な問題も描かれているそうです。
- •進路の選択:中学生に最も身近なテーマで、現実と夢の間で揺れ動く姿が印象的だとか。
新しいアイデアを持つナツキと、伝統を守るマエストロという世代の違う二人の関係性も良く、マエストロはナツキの意見を頭ごなしに否定せず、きちんと向き合う器の大きさがあるそうです。
靴は両足揃って初めて価値が出るように、「誰かと力を合わせることで歩き出せる」というメッセージも感じられると紹介されています。
おしゃれに敏感な人、絵を描くのが好きな人、デザインや色に興味がある人には特におすすめの本だそうです。
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