
成瀬は信じた道をいく
【全5冊】最近読んだおすすめ本紹介します!
文学YouTuberベルさんが紹介
おすすめコメント
2024年の本屋大賞受賞作で、『成瀬は天下を獲りにいく』の続編と紹介されています。前作を読んだ勢いで一気読みしてしまったそうで、「続編の方が好き」という声も聞こえてくるのだとか。
本作では、主人公の成瀬あかりが中学生から高校生、そして大学生になり、バイトや大津市観光大使にまで挑戦する姿が描かれているそうです。滋賀県大津市を拠点に、相変わらず全力で我が道を突き進んでいます。
この作品は、成瀬の周りにいる個性的なキャラクターたちの視点で描かれるのが特徴だとか。
- •成瀬に憧れる小学4年生の女の子
- •バイト先のスーパーにいるクレーマー
上記のような少し変わった人々も、成瀬はナチュラルに手なずけてしまうそうです。親目線での「親離れ・子離れ」もテーマの一つとして描かれており、どの夫婦もいまいち噛み合っていない様子も面白いと紹介されています。
特に、成瀬の親友であり漫才の相方でもある「島崎」の視点になると安心するとのこと。物理的な距離が心の距離を生んでしまう寂しさや、それでも相手を思いやる姿に感動させられるそうです。
登場人物は皆、愛すべきキャラクターばかりで、前作以上に「新しいことに挑戦してみよう」という気持ちにさせてくれるとか。一見すると無駄に思える成瀬の趣味や特技が全て活かされている様子からは、「無駄こそ人生」というテーマも浮かび上がってくると紹介されています。
特に最後のまとめ方は見事で、ドタバタの謎解きから大団円に至る展開は、作家としての腕が上がっている!と感じられるほどだそうです。
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