
22世紀の民主主義 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる (SB新書)
【ベストセラー】成田悠輔著「22世紀の民主主義 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】
本要約チャンネル【毎日9時更新】さんが紹介
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「若者が選挙に行って政治参加したくらいでは、日本は何も変わらない」という、衝撃的な言葉から始まる一冊として紹介されています。いわゆるお堅い政治文献ではなく、ユーモアを交えながら、私たち一般人が読んでも大変面白い内容になっているそうです。
今の日本において若者は超々マイノリティであり、たとえ投票率が上がったとしても選挙で負けるマイノリティであることに変わりはない、という残酷な事実が客観的なデータと共に示されているだとか。
そんな状況で本当に日本を変えるために必要なのは、生ぬるい政治参加などではなく、選挙や民主主義というゲームのルール自体を根底から覆す「革命」に他ならないと述べられています。
本書では、劣化した民主主義を再生させるための未来の構想として、以下のような斬新なアイデアが提案されているそうです。
無意識データ民主主義の実現
- •インターネットや監視カメラが捉える人々の言葉、表情、心拍数といった投票によらない無数の「ミ」データをビッグデータとして集積。
- •そのデータを基に、アルゴリズムが最適な政策を自動で意思決定する仕組み。
- •これにより、選挙は数あるデータ源の一つに格下げされ、人間はアルゴリズムのエラーを監視するだけでよくなると説明されています。
政治家はソフトウェアとネコになる!
- •無意識データ民主主義が実現した未来では、生身の人間の政治家は不要になるとのこと。
- •政策決定などの「調整者・実行者」としての役割はソフトウェアに置き換えられるそう。
- •そして、人々の熱狂や避難を引き受ける「アイドル・マスコット・サンドバッグ」としての役割は、ネコやゴキブリ、vtuberのような存在が担うことになると予測されています。
なぜ「ネコ」なのかというと、キャラが重要なのであれば人間である必要はなく、ネコにキャラで勝てる政治家はほとんどいないから、と説明されているとか。
これは単なるSFのような空想話ではなく、来るべき未来の正確な予測であると語られています。
今の政治や社会に疑問や閉塞感を抱いている人にとって、常識が覆されるような視点を与えてくれる一冊として紹介されています。
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