人生後半の戦略書 ハーバード大教授が教える人生とキャリアを再構築する方法

人生後半の戦略書 ハーバード大教授が教える人生とキャリアを再構築する方法

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【要約】人生後半の戦略書 ハーバード大教授が教える人生とキャリアを再構築する方法【アーサー・C・ブルックス】

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人生の後半に向けて、キャリアや人生をどう再構築すればよいか、その「下り坂との向き合い方」を教えてくれる一冊として紹介されています。

多くの人が漠然とキャリアの終わりを意識しつつも、まだ先のことだと考えがちだそう。しかしこの本では、どんな仕事であれ、ほぼ例外なく30代後半から50代前半にキャリアが落ち込み始めると書かれているだとか。科学者のダーウィンでさえ、50歳を過ぎてからは創造性に陰りが見え、憂鬱な日々を過ごしたそうです。

特に、これまで仕事で成功してきた人ほど、パフォーマンスの低下という現実を受け入れられず、「もっともっと」という病にかかってしまう傾向にあると指摘されています。過去の栄光にすがり、結果が出にくくなった仕事にリソースを注ぎ込み続けると、結果として配偶者や友人との大切な繋がりを失い、孤独な老後を招きかねないそう。

そうならないための戦略として、本書では以下のような方法が提案されています。

  • 実践者から指導者へと仕事を変える
    年齢を重ねても衰えない、むしろ強みとなる「今までの経験」を活かし、若い世代に教える立場へとシフトすることで、幸福になりやすいと紹介されています。

  • 職場以外の人間関係に時間を投資する
    人生後半の幸福度を大きく左右するのは、多くの友人がいることだとか。「死の間際になってもっとたくさん働けばよかったという人はいない」という言葉を胸に、仕事中心の生活から、人間関係を育む生活へと徐々にシフトすることが推奨されています。

  • 「弱くないふり」をやめる
    プライドを捨てて自分の弱さをさらけ出せる人の方が、周りに人が集まりやすいそう。まずは強がるのをやめ、素直に助けを求めたり、自分の弱みを話してみたりすることから始めると良いのかもしれません。

  • 仕事を減らして誰かと趣味を楽しむ
    特に男性は、何かを「一緒にやる」体験を通じて友情を育むことが多いそうです。趣味をベースにした友人関係は長く続きやすいため、仕事の時間を少し減らし、趣味の仲間を見つけることがおすすめされています。

人生のピークを過ぎた後、どうすれば豊かで穏やかな日々を送れるのか。そのための具体的なヒントと戦略が詰まった一冊だそうです。

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