
なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか
【要約】なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか【ジョナサン マレシック】
フェルミ漫画大学さんが紹介
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仕事でやる気が出ず、まるで抜け殻のようになってしまう「燃え尽き症候群」の原因を教えてくれる本として紹介されています。
燃え尽き症候群は、ただ休んでも根本的には解決しないと指摘されているそうです。実際に著者も長期休暇を取ったものの、仕事に復帰すると数週間で憂鬱な気分がぶり返してしまったのだとか。
では、本当の原因は何かというと、それは「仕事に対する期待と現実のギャップ」にあると説明されています。
現代の私たちは、仕事に対してお金だけでなく、
- •アイデンティティ
- •やりがい
- •人との交流
- •承認欲求
- •人の役に立ちたいという気持ち
など、あまりにも多くのことを求めすぎている傾向にあるそうです。
しかし、その一方で現実には「ブルシットジョブ」と呼ばれる、働く本人ですら意味がないと感じるような仕事が増えていることも、燃え尽きやすい原因の一つだとされています。
このような期待と現実の大きなギャップを埋め、燃え尽きないためには、以下の2つの方法が紹介されています。
仕事に期待しすぎないこと
「仕事とはお金を稼ぐための手段」と捉え、人生のすべてではなく、あくまで一部分だと考えることが大切だそうです。その人がどんな仕事をしているかは、人間としての価値とは関係ないと書かれています。仕事以外の時間を充実させること
生きがいや承認欲求、誰かの役に立っているという感覚を、仕事だけに求めるのではなく、趣味やボランティアといった仕事以外の活動に分散させることが必要だとか。
仕事に疲れを感じている人や、かつての情熱を失ってしまったと感じる人が、その正体を知り、仕事との健全な距離感を取り戻すためのヒントが得られる一冊として紹介されています。
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