脳はこんなに悩ましい (新潮文庫)

脳科学者の池谷裕二さんと作家・中村うさぎさんによる対談形式の一冊として紹介されています。
最新の脳科学を駆使して、「人間って面白いよね」というテーマで、様々なトピックが語られているそうです。

• •「他人の不幸は蜜の味」と感じるのは、性格が悪いのではなく脳がそのようにできているから、といった知識に触れることで、少し気持ちが楽になるかもしれないと説明されています。
• •自分の脳について学ぶことは、自分や他人を知るための一つのアプローチになり、脳科学研究の入りやすい本としてもおすすめです。
• •インプットした脳の話は、会話のネタとしても結構ウケるのだとか。

また、この本は中村うさぎさんの質問能力がとにかく素晴らしいそうです！
専門家である池谷先生が「面白い質問ですね」と唸るほどの鋭い問いかけは、コミュニケーションのヒントにもなります。

• •「こういうことを聞くと相手は面白がってくれるんだ」という学びがあるかもしれません。
• •良い質問のヒントがたくさん見つかるため、聞き上手になるための参考書としても役立つと紹介されています。

自分のことを研究し、相手を研究し、そして学んだことを実生活で試すきっかけになる、とても面白い本だそうです。