年収200万円でもたのしく暮らせます コロナ恐慌を生き抜く経済学 (PHPビジネス新書)

毎日の生活の苦しさや、行き詰まった社会に息苦しさを感じている方へ、年収200万円でも楽しく暮らせる方法を解説した一冊として紹介されています。

本書では、日本の経済状況は今後も厳しく、東京一極集中は終わりを迎えると予測されているそうです。その上で、解決策として都会と田舎の中間地域である「都会中（とかいなか）」でのスローライフが提案されています。工夫次第で、年収が上がらなくても人間らしく楽しく生きていくことは可能だと解説されているとか。

「都会中」での暮らしには、多くのメリットがあるとされています。

• 災害リスクの低さ
  • •東京一極集中がはらむ首都直下地震などのリスクから離れられるとされています。
  • •広い家での食料ストックや、農家の直売所があることで食料難に強いという点が挙げられています。
• 自給自足で豊かな暮らし
  • •自宅の庭や畑で農作業をすることで、体を動かし健康的になれるそうです。
  • •近所の人とのおすそ分けなどのコミュニケーションが生まれ、人との繋がりを実感することでストレスも軽減されると解説されています。
• 驚くほどの物価の安さ！
  • •日本の物価は「有次構造」という特徴があり、都会中が最も物価が安い地域にあたるのだとか。
  • •東京では高価なオーガニック野菜などが、なんと無料でもらえることもあるそうです。

お金をかけずとも、毎日美味しいものを食べ、ゆったりとした時間を過ごす。そんな年収200万円でも豊かで楽しい暮らしを送るための具体的なヒントが詰まった一冊として紹介されています。