ほんタメ
読書好きが1年間で読んだ本【総集編】

ほんタメさんが紹介

おすすめコメント

共演した俳優に「最近読んで面白かった」とおすすめされた一冊だそうです。

物語の舞台は、2040年くらいの近未来。そこでは、故人のSNSやメールなどのデータを元に人格を作り上げ、VRで故人を再現するサービスが確立している世界だとか。
主人公は、半年前に事故で亡くした母をVRで作り出すことにするそうです。母は亡くなる直前、自ら死を望むようなことを口にしていたらしく、その本心が分からないまま永遠の別れとなってしまったとのこと。AIとして再現された母と対話することで、その本心を探ろうとする物語のようです。

この作品は、

  • VRの中に作られたお母さんは、本当のお母さんなのか
  • 人格とは、人の心とはどこにあるのか?
    といった、深い問いを投げかけてくるそうです。

AIや安楽死など、それぞれが1冊の本になりうるような様々な概念が、この1冊に凝縮されているのがすごい!と紹介されています。分量は多めですが、一気に読めてしまうほど夢中になれる作品だとか。

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