
騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(下)―(新潮文庫)
読書好きが1年間で読んだ本【総集編】
ほんタメさんが紹介
おすすめコメント
これまで村上春樹作品を読んだことがなかったものの、人から話を聞いたことをきっかけに初めて手に取った一冊として紹介されています。
物語の主人公は、依頼を受けて絵を描く肖像画家の男性だそう。ある日、妻から突然別れを告げられ家を出た彼は、小田原にある有名なアーティストが遺した家に住み始めます。そこである一つの絵に出会ったことから、彼の周りで不思議な出来事が起こり始めるのだとか。
- •村上春樹作品に対して持っていた「ファンタジー」や「歴史物語」といったイメージとは異なり、私たちの生活にとても近い部分が描かれているそうです。主人公の考えていることや感情がすごくリアルで、その緻密な描写が、想像とは良い方向に違っていてとても楽しめたとのこと!
- •なぜ多くの人がこの作品に惹きつけられるのか、その理由がわかったポイントとして、描写がめちゃくちゃ細かい点が挙げられています。登場人物たちのことがすっごいリアルに頭の中にイメージできるほどの緻密さが、ファンを魅了する部分なのでは、と感じたそう。
- •独特の文体と作品の雰囲気、そして主人公が孤独感を持ちながらも、様々な出会いを経て希望を持てるラストに向かっていく物語の展開が、きっと多くの人がはまるポイントなのだろうと紹介されています。
この作品をきっかけに、これから村上春樹さんの他の作品も読んでいきたいと思えるほど、その世界観に引き込まれたそうです。
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