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感情移入してしまう小説3選【本の世界に没入しよう】

ほんタメさんが紹介

おすすめコメント

少し先の未来、2040年頃を舞台にした平野啓一郎さんの作品として紹介されています。

この物語の世界では、自分で死のタイミングを決められる「自由死」が確立されているそう。主人公の男性は、自由死を望んでいた母親を突然の事故で亡くしてしまいます。なぜ母は死を望んだのか、その本心を知るために、亡くなった人をAIに学ばせて蘇らせるテクノロジーに手を出す、というお話だとか。

  • 母親が亡くなった後の主人公の孤独や寂しさが、激しい感情の起伏ではなく淡々と描かれている点が、逆にリアルに感じられるそう。
  • 「5年後にはありそう」と思えるほど現実味のある近未来の設定で、SFの世界とは違った角度から怖さも感じられるとのこと。
  • 主人公の置かれた境遇が想像しやすく、その葛藤に寄り添いながら読み進めることになるため、感情移入がしやすい作品だと紹介されています。

AIが語る言葉が本当の本心なのか、答え合わせはできません。ハッピーエンドはないかもしれない、辛い気持ちになる、でも「すごい面白いから読んでほしい!」と熱く語られています。
「ディストピアでもさめっちゃリアルだから」という言葉通り、人間の命とは何かを考えさせられる、深く没入できる一冊のようです。

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