
ヘヴン (講談社文庫)
感情移入してしまう小説3選【本の世界に没入しよう】
ほんタメさんが紹介
おすすめコメント
いじめをテーマに、ヘブン(天国)を求める少年少女の姿が描かれた物語として紹介されています。
いじめを受けている主人公の男の子の机に、ある日「私たちは仲間です」と書かれた手紙が届くところから物語は始まります。手紙をきっかけに、同じ学校でいじめられている女の子と出会い、学校の中でつまはじきにされている2人が少しずつ距離を縮めていくお話だとか。
この作品は、読んでいて辛くなるほど感情移入してしまうそうです。
- •ピュアな子供たちの視点で描かれるからこそ、いじめが通用してしまう小さな世界の恐ろしさが際立ち、とても怖いと感じられるそうです。
- •主人公がいじめを家族に隠している様子なども含め、描写がとてもリアルで、読んでいて「どうしようもできない」という気持ちにさせられると紹介されています。
- •いじめっ子の言い分も描かれており、物語を通して「善悪」とは何かを考えさせられるとのこと。
- •言葉がすっごい柔らかく、中学生でも読めるほど分かりやすい文体で書かれているからこそ、描かれている内容がストレートに心に届いてしまうのだとか。
孤独だと思っていた中で仲間を見つけた時の気持ちや、どうしようもできない状況に、読んでいる自分も物語の中にズブズブとはまっていく感覚になる作品だそうです。
Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。