サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット

マネー界隈で話題を集め、世界で70万部を突破している話題作として紹介されています。
この本は「お金の心理学」について書かれたもので、お金に関する興味深いテーマが多数語られているそうです。

中でも特に興味深いテーマとして、「目的のない貯金ほど価値が高い」という考え方が挙げられています。
特定の目的がなくても貯金はすべきで、貯金自体が目的であってもいい、むしろそうすべきだ、と本書にはきっぱりと書かれているとのこと。

その理由は、現代が予測不能な「ハイパーコネクテッドワールド」だからだとか。想定外の事態が頻発する世の中において、目的のない貯金は有効な備えになると説明されています。

目的のない貯金は「柔軟性」の象徴であり、以下のような効果をもたらすと紹介されています。

• •待つべき時はじっと待てる
• •チャンスが来たら飛びつける
• •考える時間を作れる

このように自分の意思で人生を軌道修正できる、「自分の人生を自分の力でコントロールしているんだ」という感覚が、人生の満足感、つまり幸福感につながってくるそうです。