口ぐせを変えれば、人生がうまくいく 朝起きてから夜寝るまで、いいことが起こる92の習慣

口癖を変えるだけで人生がうまくいく、コストも時間も一切かからない効率的な方法が紹介されています。
古くから日本にある「言霊（ことだま）」のように、言葉には現実を動かす凄まじい力があるそう。自分の言葉を一番聞いているのは自分の脳であり、口癖は思考や行動、そして人間関係にまで大きな影響を与えるものだと説明されています。

本書では、人生を好転させるための具体的な口癖が「朝起きてから夜寝るまで使える92の習慣」として解説されているようです。

人生が前向きになるポジティブな口癖

• •朝目覚めた瞬間に「おはよう、今日は最高の1日になるよ！」と自分に言い聞かせると、脳が最高の1日になる理由を探し始め、自然と明るい気分で1日をスタートできるとか。
• •面倒なことを始める時は「5分だけやってみよう」と口に出すのが有効だそう。行動することでやる気は後からついてくる性質をうまく利用できると紹介されています。
• •「いただきます」「おいしい」「ごちそうさま」を言葉にすることで、幸福感が増し、料理を作ってくれた人との関係も良好になるそうです。
• •「ありがとう」はすべての人を幸せにする魔法の言葉。感謝の気持ちをベースにすることで、人生は大きく変わると説明されています。

今すぐやめたいネガティブな口癖と、その言い換え術

• •「でも・だって・どうせ」という否定の口癖は、挑戦を妨げる原因になるそう。これを「だったら・だからこそ・どうせなら」という肯定の言葉に変えるだけで、脳は前に進む方法を探し始めるようです。
• •「イライラする」という言葉は、さらに怒りを増幅させてしまうとか。代わりに「なるほど」と一度受け止めることで、感情から思考にスイッチを切り替えられると紹介されています。
• •「〜のせい」という責任転嫁の言葉は、人生の幸福度を下げてしまうため、「〜のおかげ」と言い換えることで、どんな出来事も人生の糧にできるそうです。
• •つい言ってしまう「すみません」は、謝る必要のない場面では「ありがとう」に置き換えるだけで、へりくだった姿勢が解消され、表情も明るくなるとのこと。

口癖は今日からでも変えることができ、そのたった一つの変化が人生を大きく好転させるきっかけになる、とても参考になる一冊だと紹介されています。