
定年後でも間に合うつみたて投資 (角川新書)
定年後でも間に合うつみたて投資 横山光昭
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人生100年時代、まもなく定年を迎えるのに貯金がない、年金だけで暮らせるか不安、といった悩みに応える一冊として紹介されています。
NISAの制度改正でメリットが増える今こそ、つみたて投資を始める格好のチャンスだとか。
本書で解説されている、定年後からでも始められる資産形成のポイントは以下の通りだそうです。
投資を始める前の準備が重要
- •まずは生活防衛費として、生活費の半年から1年分をキャッシュで確保することが推奨されています。
- •年金定期便で将来もらえる年金額を把握し、不要な保険(特に貯蓄性の保険や、子供が独立した後の死亡保障など)を見直して支出を抑えることが大切だとか。
- •固定費だけでなく、習慣になっている変動費を見直すことも、収入が増えるのと同じ効果があると説明されています。
なぜ「つみたて投資」なのか?
- •普通預金の金利が0.001%の時代、お金に働いてもらうことの重要性が語られています。
- •知識やタイミングが問われる個別株などと違い、投資信託(特にインデックスファンド)は、一度形を作ればほったらかしでも運用できるため、多忙な現代人に合ったスタイルだそうです。
- •福利の効果は絶大で、例えば毎月5万円を利回り5%で20年間運用した場合、2000万円を超える資産形成も可能だとシミュレーションされています。
具体的な投資の進め方
- •手数料が安く商品も豊富なネット証券(SBI証券や楽天証券など)でNISA口座を開設するのがおすすめだそうです。
- •投資先は分散投資が基本で、初心者の方はまず全世界株のインデックスファンドを1本買うことから始めるのが難しくないとか。
- •分配金は現金で受け取らず、再投資型を選ぶことで福利の効果を最大限に活かせると紹介されています。
これまで投資を意識してこなかった人、怖いと避けてきた人にも安心して取り組めるよう、できるだけ分かりやすく解説されているそうです。少額でもコツコツと長期間、分散して積み立てることこそ、資産形成の王道であると学べる一冊だとか。
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