食欲人

「今最も注目を受けている食の指南書」として紹介されている一冊だそう。これまで数多くのダイエットに失敗してきた人に足りなかった、本当に科学的に正しい知識が得られると説明されています。

人間の食欲に科学のメスを深く入れ、バッタを用いたユニークな実験という切り口から、私たちがなぜ食べ過ぎてしまうのか、そのメカニズムを解き明かしているそうです。結論自体は非常にシンプルでありながら、そこに至るまでの過程が「読んでいてワクワクドキドキする小説のような面白さ」を秘めていると語られており、「この本を絶対に買って読んでいただきたい！」と強く推奨されています。

この本で明らかにされる、私たちの食欲を左右する重要なポイントは以下の通りだとか。

• •動物の食欲の主な目的は、タンパク質を摂取することにあるそうです。
• •人間も同様で、タンパク質が不足している食事では、体が必要なタンパク質量を満たすまで、無意識に炭水化物や脂肪を過剰摂取してしまうと解説されています。
• •逆に、高タンパク質な食事をすれば、タンパク質への欲求がすぐに満たされるため、自然と食べる量が減り、体重減少につながるのだとか。

また、現代人が肥満に陥りやすい原因として、超加工食品の問題点が鋭く指摘されています。

• •加工食品は、製造原価を抑えるためにタンパク質が少なく作られていることが多いそうです。
• •さらに、食欲のストッパー役である食物繊維が取り除かれているため、味が濃く感じられ、満腹感を得にくく、食欲のブレーキが効かなくなってしまうと説明されています。
• •この「低タンパク質・低繊維・低価格」という3拍子が揃った加工食品の過剰摂取が、現代人の肥満の大きな要因となっているそうです。

動画の最後では、これらの知識を基にした健康的な食生活のための15の改善策も紹介されています。「超加工食品を避ける」「高タンパク質食品と食物繊維を食べる」「カロリー信仰をやめる」など、至ってシンプルで今日から実践できる内容だとのことです。