おとぎのかけら 新釈西洋童話集 (集英社文庫)

おとぎのかけら 新釈西洋童話集 (集英社文庫)

ほんタメ
読書が好きすぎる私が最近読んだ本【2024年5月】

ほんタメさんが紹介

おすすめコメント

ヘンゼルとグレーテル、白雪姫といった誰もが知る西洋童話をテーマに、全く新しい物語として書き下ろされた短編集として紹介されています。
作者自身が子供の頃、お姫様や悪者退治といった物語に馴染めなかった経験から、これらの童話が再構築されているそうです。

  • 現代を舞台にした物語: ヘンゼルとグレーテルがベースのお話は「育児放棄された幼い兄妹の物語」になるなど、現代の話として描かれているだとか。
  • 美しくも怖い世界観: 文章はすごく美しい一方で、結構怖い作品が多いそう。白雪姫の物語では、りんごなどのモチーフを巧みに使いながら、女性のドロっとした感情が生々しく描かれているとのことです。
  • 独立した作品として楽しめる: 元の童話が何となく分かりつつも、完全に一つの独立した物語として楽しめるのが大きな特徴と紹介されています。

西洋童話が本来持っている「実は怖い」部分の空気感も感じられ、「いい怖い、でもきれいで美しい」と評される、とても好きな作品だとか。
7編収録で本自体も薄く、めっちゃ読みやすい一冊なので、読書が苦手な方でも手に取りやすいそうです。
「とても良かった!」と絶賛されていました!

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