
みどりいせき (集英社文芸単行本)
読書が好きすぎる私が最近読んだ本【2024年5月】
ほんタメさんが紹介
おすすめコメント
第47回スバル文学賞を受賞した、太田ステファニー歓人さんのデビュー作として紹介されています。
なんと発売前に、作者の受賞スピーチがきっかけでXで「ドバズり」したという逸話もあるそうです!
物語は、不登校気味の高校生の男の子が、小学校の時にバッテリーを組んでいた友人と再会するところから始まるとか。
その友人が怪しい闇バイトをしていたことから、主人公も裏社会へズルズルと引き込まれていくというお話らしいです。若者特有の「流されちゃう感じ」や、好奇心から善悪の区別があいまいになっていく様子が描かれているそう。
この作品の最大の特徴は、なんといってもその独特な文体にあると紹介されています。
- •全編がラップやライムに近い、すっごく軽い言葉で描かれているそうです。
- •最初は「これ何言ってんだろ?」と少し読みづらく感じるかもしれないけれど、慣れてくるとその文体が癖になるのだとか。
- •「トントントントン」というようなリズム感が生まれて、読んでいてすごく楽しい!と感じる作品だそう。
- •登場人物の心の中でうごめいている感情が、そのまま流れ込んでくるような感覚を味わえるらしいです。
文章自体に音として聞く楽しみがあり、読んでいると頭の中でリズムが生み出せるような、不思議な感覚になる作品だとか。
「今注目したい作家さん」の一人として紹介されていました。
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