
サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット
【要約】サイコロジー・オブ・マネー――一生お金に困らない「富」のマインドセット【モーガン・ハウセル】
フェルミ漫画大学さんが紹介
おすすめコメント
この本は、お金持ちになるための心構えを教えてくれる一冊として紹介されています。お金持ちになれるかどうかは、才能や知識よりも、お金とどう向き合うかの「態度」が重要だと解説されているそうです。
動画の中では、質素な生活を送りながら億万長者になった清掃員と、エリート街道を進みながら破産した金融機関役員の対照的な例が挙げられており、お金と上手く付き合うことの大切さが強調されています。
この本で学べる、一生お金に困らないための「富のマインドセット」は以下の通りだとか。
お金との上手な付き合い方
尊敬をお金で買わない
見栄を張って高級車やブランド品を買っても、本当に欲しい「尊敬」は得られないと指摘されています。見栄を張り続けるための維持費で豊かになるのは難しくなるそうです。お金で買える最大の価値は「自由」
幸福度を最も上げるのは、高価な物を持つことよりも「好きな時に、好きな人と、好きなことができる」状態だそう。この「自由」こそがお金で買える最も価値の高い商品であり、最高の幸せ!と解説されています。目的がなくても貯金をする
貯金があることで、人生における安心、柔軟性、そして選択肢が手に入るとのこと。不測の事態に備えたり、チャンスが来た時に行動を起こしたりするための時間を生み出してくれるそうです。
お金を増やすための具体的な考え方
お金持ちになるための鉄則として、以下の3つのポイントが挙げられています。
- •投資して「福利」を味方につける
時間をかけて雪だるま式にお金が増えていく福利の効果を最大限に活用することが、資産形成の基本だと説明されています。 - •何があっても投資から「退場しない」
不況や暴落が起きても投資を続けることで、福利の効果を十分に得られると述べられています。長く市場に居続けることが重要だそうです。 - •「幅広く」投資する
どの会社が成功するかを予測するのは困難なため、低コストのインデックスファンドなどを活用して分散投資を行うことが、リスクを抑えつつ目標を達成する上で合理的だと紹介されています。
投資と上手く付き合うための心構え
- •代償を払わずにリターンを得ようとしない
投資には必ずリスクがあり、市場の変動に耐えるという「代償」を払うからこそリターンが得られると考えるべきだそうです。 - •「夜安心して眠れる」ことを優先する
自分が精神的に安心して眠れる範囲で、投資と貯金のバランスを保つことがベストだと述べられています。 - •未来に対して長期的に「楽観的」であれ
物事は長い目で見れば良くなっていくという楽観的な視点を持つことが、富を築くだけでなく、健康や幸福にも繋がると解説されています。
お金に関するテクニックだけでなく、より豊かに生きるための心理的な側面からアプローチしているのがこの本の特徴だそうです。
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