人生に必要な年金の常識 (マイナビ新書)

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学識サロン
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おすすめコメント

税制改革が進む日本で、自分の老後は本当に大丈夫か、今知っておかないとマジでやばいと感じさせられる、これからの時代を生き抜くために必要な年金の知識が詰まった一冊として紹介されています。
知識がないだけで老後に後悔しないために、今すぐ学んでおくべき内容が満載だそう。

年金はいつから受け取るのが正解?

年金の受け取り開始時期は60歳から75歳まで選べますが、いつから受け取るかで将来もらえる金額が大きく変わってくるそうです。
様々なメリット・デメリットを比較した上で「68歳からの繰り下げ受給が正解」だと示されているとか。

  • 繰り上げ受給(60歳から):1ヶ月早めるごとに0.4%減額され、一度決めるとその減額率は一生続くというデメリットがあるそうです。障害基礎年金などがもらえなくなる可能性もあると説明されています。
  • 繰り下げ受給(66歳から):1ヶ月遅らせるごとに0.7%増額でき、75歳まで遅らせると、なんと84%も増やすことができるとか!
  • ただし、繰り下げにも税金が増える、長生きしないと損をするなどのデメリットがあり、それらを総合的に判断したお得になる目安が68歳だと紹介されています。

知らないと損!年金は「手取り額」で考えよう

年金定期便に書かれている金額がそのまま貰えると思っていると、実は大きな間違いだそうです。
年金額が年間18万円以上の場合、所得税や社会保険料などが天引きされ、手取りは額面より少なくなります。

  • ケースによっては、額面の10%〜15%が天引きされてしまうこともあるとか。
  • 老後の生活設計は、この天引き後の手取り額を元に考えないと、計画が大きく狂ってしまうと警鐘を鳴らされています。
  • ちなみに、年金は毎月ではなく偶数月に2ヶ月分がまとめて振り込まれる仕組みなので、計画的な利用が必須だそうです。

定年後に足りないお金はどうする?

豊かな老後を送るためには、公的年金だけでは足りないのが現実だそうです。
実際に、一般的な高齢者世帯は毎月赤字になっているというデータも紹介されています。

  • 豊かな老後生活のために、自助努力で用意すべき資金の目安は、夫婦世帯で約1800万円、単身世帯で約1000万円にもなるとか。
  • その不足分をカバーするためには、貯金・労働・投資の3つで備えるしかないと説明されています。
  • NISAやiDeCoなどを活用して、今からコツコツと資産形成を始めることの重要性がよく分かります。

他にも、知っておきたいお得な内容が盛りだくさんで、年金に対する漠然とした不安を解消してくれる一冊だと紹介されています。

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