
給料低いのぜーんぶ日銀のせい (ワニブックスPLUS新書)
【ベストセラー】「給料低いのぜーんぶ日銀のせい」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】
本要約チャンネル【毎日9時更新】さんが紹介
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「自分の給料がなかなか上がらないのは、個人の努力の問題ではなく、全部国と日銀の政策が原因なんです」という、なんとも衝撃的な始まりで紹介されています!
財務省官僚や内閣参事官などを歴任した著者によって、なぜ私たち庶民の給料が上がらないのかが徹底解説されている本だそうです。この本を読むと、ここ数十年の日銀の過ちや今後の日本の経済的展望、そして将来に向けて私たち自身がどのように備え、行動すべきかがわかるとのこと。
特に、日本人の給料が30年間も上がらない理由として、以下の2つの点が挙げられています。
- 90年代以降の日銀の無策
- •バブル崩壊後の「失われた時代」に、当時の日銀が金融緩和を怠り、マネーを増やさなかったことが最大の原因だと断言されています。経済が成長しなければ、その成果である賃金が伸びないのは当然だと説明されているそうです。
- 外国人労働者の受け入れ
- •賃金を上げたくないという産業界の願望に沿って外国人労働者を受け入れたことで、ようやく高まり始めていた賃金上昇の圧力を弱めてしまったと指摘されています。
また、そもそも「日銀」がどのような役割を担い、私たちの生活にどれほど大きな影響を与えているかも分かりやすく解説されているとのこと。
賃金の額や失業率、物価、金利もすべて日銀次第であり、日銀が誤った政策を行えば、私たちの生活はたちまち厳しいものになると説明されています。
実際に、近年の金融緩和によって大幅な雇用改善が見られたことや、失業率が1%低下すると自殺者が約3000人減るという試算など、日銀の政策が社会の安定にまで繋がっているという具体例も紹介されています。
「あなたの給料が低いのは全部日銀が悪いんです」というタイトルの通り、私たちの生活と経済の真実を知ることができる一冊だそうです。
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