書く瞑想 1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される

理想の生活と現実のギャップにモヤモヤしたり、日々の忙しさに追われて心が混乱してしまったりしている方へ。書くことで頭と心を整え、自分らしい人生をシンプルに送るための方法が紹介されています。

その方法は「書く瞑想」、特に「感情ジャーナル」という手法だそう。学術的な研究からも不安やストレスの抑制効果や問題解決への効果が分かっているだとか。Google社でも「ジャーナリング」という形で取り入れられており、仕事のパフォーマンス向上にも繋がるそうです。

この本で紹介されているのは、毎日15分、感情にフォーカスして書き出すことで自己対話を続け、自分の内側に真の気づきを導く習慣です。続けることで、以下のような3つの効果が期待できると説明されています。

• •心が整う：マイナス感情が浄化され、感謝や達成感などのプラス感情を味わえるようになり、心の充足感が得られるそう。
• •生活が整う：自分にとって本当に大切なことと不要なことが明確になり、生活リズムが修正され、シンプルになっていくとのことです。
• •人生が整う：自己対話を通じて人生の目標が見つかり、行動習慣、思考習慣、そして人間関係もびっくりするぐらい変わっていくでしょう！と紹介されています。

具体的な実践方法はとてもシンプルだとか。

1. •各瞑想：1日15分、タイマーを使い集中して書きます。書く内容は、心のエネルギーを「下げた出来事（放電ログ）」と「上げた出来事（充電ログ）」、そしてそれぞれに対する「セルフトーク」の4つです。
2. •各片付け：月に1度、書き出した記録を「感情基準」で振り返り、不要なことを手放し、必要なことを増やす整理を行います。

この習慣を続けたことで、激務に悩んでいた小学校の先生がミュージシャンとしてCDデビューしたり、育児と仕事に追われていたワーキングマザーが自分の時間を確保して目標に向かって進めるようになったりと、人生が好転した実話も紹介されています。

「こんなに始めやすい習慣は他にない」とも言われており、書くことに秘められた「本当の自分を引き出す力、人生を変える力」を知ると、すぐにでも実践してみたくなるはずだそうです。