図解 脳に悪い12の習慣

仕事や資格の勉強を頑張っているのに成果が出ない、最近ミスが増えてきた、頭に常に霧がかかったようでうまく働かない…。
もしあなたがこのような悩みを抱えているなら、その原因は知らず知らずのうちに行っている「脳に悪い習慣」にあるのかもしれない、と紹介されています。

この本で語られているのは、特別なトレーニングや難しい努力は一切不要で、まずは脳にとって何が良くないのかを知り、その習慣をやめるだけで良い、ということだそうです。
脳に悪い習慣をやめるだけで、あなたの脳は驚くほど効率的にスピーディーに働くようになり、「マジか自分にはこんなにポテンシャルがあったのか！」と新しい自分に出会える感動を味わえるかもしれない、とされています。

具体的には、以下のような「脳に悪すぎる習慣」をやめることが提案されているだとか。

• 脳細胞が老化する食べ物を食べている

  • •私たちの脳は食べた物の影響をダイレクトに受けるため、食事は極めて重要だそうです。
  • •脳の老化を防ぐ鍵は、抗酸化物質を多く含む食品を摂ること。特に、ビタミンやポリフェノールが豊富な野菜や果物、そして日本の伝統食がおすすめされています。
  • •また、スプラウト（発が野菜）も重要な食材として挙げられており、特にブロッコリースプラウトは、体の解毒力や抗酸化力を高めるスルフォラファンが豊富で、老化物質AGEを減らす効果も期待できるそう。
  • •飲み物では、脳神経細胞の保護に効果があると言われるテアニンが豊富な緑茶も良いとされています。
  • •食べ過ぎず「腹八分目」を心がけることも、脳のパフォーマンスを保つ上で重要だとか。

• やりたくないことを我慢して頑張る

  • •「面白い」「好き」という感情が伴うと記憶に残りやすい一方で、「つまらない」「嫌だ」と思いながら我慢して取り組んでも、脳が拒否してしまい、成果は出にくいそう。
  • •大切なのは、やらされているという意識ではなく「主体性」を持つこと。「自分のためになる」とプラスの意味を見出すことで、脳は効率的に働き始めると紹介されています。
  • •まずは達成しやすい小さな目標から始め、脳に達成感を味わわせてやる気を引き出すことがコツだそうです。

• 嫌い・苦手のレッテルを貼る

  • •「嫌い」「苦手」というレッテルを貼ると、脳の働きにブレーキがかかってしまうそうです。
  • •苦手なことでも「面白そう」「楽しそう」と思える工夫をしたり、時間を計ってゲーム化（ゲーミフィケーション）したりすることで、楽しみながら取り組めるようになるとのこと。
  • •また、人間関係においても、人を嫌うと自分のパフォーマンスが落ちてしまうため、相手の良い部分を探す努力をすることが、結果的に自分のためになるとされています。苦手な人との出会いは「脳機能を高めるチャンス」と捉えることもできるそうです。