60代を自由に生きるための 誰も教えてくれなかった「お金と仕事」の話 (PHPビジネス新書)

60代こそが人生で最高の青春時代！そう力強く断言されている一冊として紹介されています。定年後は「第二の青春」ではなく、お金と時間に余裕があり、豊富な人生経験を積んだ60代こそが「第一の青春」なのだとか。

そんな最高の60代を迎えるために、これからの時代を生き抜く新しいロールモデルとして、以下の「3本の矢」を実践することが肝心だと説明されています。

• 第一の矢：嫌じゃない仕事につくこと

  • •完全にリタイアすると「暇病」という、やることがない辛い状態に陥る可能性があるそう。
  • •収入を得るためだけでなく、心身の活力や社会との繋がりを保つためにも、差し引きでプラスが残る「嫌じゃない仕事」を続けることが重要だとされています。

• 第二の矢：副業をすること

  • •収入源を複数持つリスク分散に加え、副業で得た所得を株式投資の種銭に充てることが推奨されているそう。
  • •定年がなく老後も続けられるため、生活にハリをもたらし、暇や孤独を防ぐ老後対策としても非常に有効だとか。

• 第三の矢：株式投資による運用をすること

  • •これからは運用ありきの時代であり、運用能力を身につければ老後のお金の不安は完全に解消されると述べられています。
  • •国や年金に頼るのではなく、自分でお金を生み出す力をつけることが必須だそうです。

特に株式投資については、投資経験35年という著者が、年率10%の運用を目指すための具体的な方法を詳しく解説している点が特徴だとか。安心安全な投資先の選び方の基準や、世界的に活躍する国際有料企業のリスト、株の売り値の決定方法など、かなり実践的な内容が書かれているそうです。

「60代こそ最高に楽しい時代なんです！」というメッセージと共に、お金と仕事の不安を解消し、自由で豊かな人生を送るための具体的な道筋が示された一冊として紹介されています。