ダ・ヴィンチ・コード（下） (角川文庫)

「頭がパンクするミステリー」の一つとして紹介されています。多くの人が持つイメージとは異なり、実は本格的な殺人事件から始まる歴史ミステリーだそうです。

物語は、ルーブル美術館の館長がダ・ヴィンチの有名な人体の形を模した姿で発見されるところから始まるとのこと。死体の近くにはたくさんの暗号が残されており、ハーバード大学の宗教象徴学教授が捜査に協力することになります。

この作品が難解とされる理由は、以下の3つの要素が複雑に絡み合っているからだと説明されています。

• •歴史
• •宗教
• •芸術

しかし、大人になってから小説を読み直すとめちゃくちゃ面白い！と感じられる一冊だとか。
映画はかなりダイジェストになっているのに対し、小説は上中下巻の構成で、より深く物語を味わえると説明されています。

かつて映画を見て挫折した人や、難しそうだと敬遠していた人も、知識が増えた今だからこそ楽しめるはずだと、小説でのリベンジが勧められています。あらすじを聞くだけで「読みたくなった」と感じるほど、イメージとは違う面白さがあるそうです。