ifの悲劇 (角川文庫)

「頭がパンクするミステリー」の一つとして紹介されています。

物語は、妹を自殺に追いやった旦那への復讐から始まります。主人公が復讐を果たし、隠蔽工作をした後、目撃者が現れてしまいます。そこから物語は2つの世界線に分岐します。

• •if A: 目撃者を殺した場合
• •if B: 目撃者を殺さなかった場合

この2つの世界線が交互に描かれるパラレルワールドが絡んだ構成になっているそうです。

ただ複雑なだけではなく、本作はどんでん返しの作品としてもよく知られており、読み終わった後には「えええ」となるタイプだとか。その衝撃は「パニパニパニック パニパニパニック！」と表現されるほどだそうです！

一度読んだだけでは「私は何を読んでいたんだろう」と感じてしまうかもしれず、読み返すことは必須と紹介されています。

パンクする覚悟で読んでみてはいかがでしょうか。