悪い夏 (角川文庫)

悪い夏 (角川文庫)

文学YouTuberベル
【全4冊】最近読んだ本を紹介します!【芥川賞】

文学YouTuberベルさんが紹介

おすすめコメント

「戦慄のノワールサスペンス」と謳われていますが、リアリティのある社会派というイメージとは全然違ったそうで、一言で表すなら「はちゃめちゃドタバタ群像劇」だと紹介されています。
生活保護や貧困といった社会的な設定は、あくまで物語を動かすための舞台装置として機能しているだけで、難しいことは何もないとのこと。

  • 内容がぶっ飛びすぎているため、エンタメとして割り切って読むのがいいそう。
  • 登場人物はクズしか出てこないらしく、その行動原理が見えないことから「ひたすら浅くて不快」と感じられるかもしれないとか。
  • しかし、この不快な感情を呼び起こすことを狙っている作品だとしたら、まんまと術中にはまってしまう、とも語られています。

登場人物たちが絡み合い、あれよあれよと落ちていく想像できない顛末は、サスペンスとして楽しめるポイントだそうです。
聞いていて映像の脚本っぽい感触があり、オーディブルとの相性も良かったと紹介されています。これから映画化が決まっているそうで、映像化で化けそうな予感がする、とのことです!

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