
おわりのそこみえ
2024年もたくさん読んでます【2024年3月】
ほんタメさんが紹介
おすすめコメント
第60回文芸賞の優秀作で、帯のコメント「感動アホかそんなものはいらんのじゃボケ」の通り、感動というよりは心に刺さる本だそうです。
主人公は、25歳の「みほちゃん」。
- •借金まみれ
- •バイトには遅刻してタクシーで行く
- •買った記憶すらないほどの買い物依存症
そんな地獄一歩手前のような生活を送る彼女が、唯一の友人だと思っていた女の子を亡くすところから、人生がさらに落ちていく物語だとか。
作品全体が絶望感に満ちているわけではなく、主人公の少しドライな視点で描かれているそうです。彼女の生活がどんどんしんどくなっていく様子が加速していく様に、一種の爽快感すらあると紹介されています。
登場人物は、主人公のストーカーや、仕事をしていない父、家に帰ってこない母など、やばい人ばっかりだそう。
全員がやばい中で迎えるラストが、超好き!とのことでした。悲観的な物語の中に爽快感や魅力的なラストがある、気になる一冊です。
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