
すべてがFになる THE PERFECT INSIDER S&Mシリーズ (講談社文庫)
ミステリマニアのおすすめミステリ小説【総集編】
ほんタメさんが紹介
おすすめコメント
「理系ミステリー」として紹介されている作品だそうです。著者は大学の先生で、本作は第1回メフィスト賞受賞作品という、ミステリー好きの中でも特にコアなファンが好む賞の記念すべき第1回目を受賞した特別な一冊だとか!
物語は、ある島に隔離されて生活する「式」という超大天才がいる研究所が舞台です。
- •そこを訪れた大学の先生「犀川創平」と学生の「西之園萌絵」が、手足のないウェディングドレス姿の奇妙な死体に遭遇します。
- •現場のパソコンには「すべてがfになる」という謎のメッセージが残されており、このメッセージが何を意味するのか、物語が進んでいくそう。
この作品の大きな特徴は、登場人物が天才だらけであることと紹介されています。
- •天才同士の会話が繰り広げられるため、時に深すぎて意味がわからないこともあるとか。
- •しかし、その会話には魅力があり、「思い出は全て記憶してるけども、記憶は全ては思い出せないんだ」といった、記憶に残るかっこいいセリフがたくさん詰まっているそうです。
トリックのすごさはもちろん、こうしたキャラクターたちの会話に惹かれるファンも多い作品で、特に理系の人はかなり引き込まれるのではないかと説明されています。
本作は、主人公二人の頭文字をとった「S&Mシリーズ」の最初の作品であり、この後もシリーズが続いていくそう。タイトルに隠された言葉遊びなど、シリーズを通して楽しめる魅力もあると紹介されています。
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