扉は閉ざされたまま (祥伝社文庫)

扉は閉ざされたまま (祥伝社文庫)

ほんタメ
ミステリマニアのおすすめミステリ小説【総集編】

ほんタメさんが紹介

おすすめコメント

頭脳戦がすごい作品として紹介されています!

大学の同級生が集まったペンションで起こる殺人事件を描いた物語だそう。
しかし、この作品の最大の特徴は、その特殊な構成にあると説明されています。

  • 物語は犯人が分かっている状態から始まる、いわゆる「倒叙(とうじょ)ミステリー」というタイプだとか。
  • 犯人は、殺害した死体の発見時間を遅らせるため、仲間たちの会話を巧みに誘導し、扉を開けさせないように画策するそうです。
  • その犯人に「何かおかしいぞ」と気づいたもう一人の天才が、会話の中から違和感を拾い、扉を開けようと試みるとのこと。

この物語のほとんどは、なんと扉を前にした会話劇だけで進んでいくそうです!
「寝てるのかな?」「いきなり扉を破るのは…」といったリアルなやり取りの中で、犯人である天才と、真相に迫ろうとするもう一人の天才による、静かながらも激しい頭脳戦が繰り広げられると紹介されています。

他のメンバーは事件に気づかず楽しく過ごしている中で、水面下で繰り広げられる2人の天才の攻防から目が離せないそうです。
「扉は閉ざされたまま」というタイトルが、まさにこの状況を表しているのだとか。
話を聞いただけで「読みます!」「見事に釣れました!」と反応するほど、非常に興味をそそられる一冊として紹介されています!

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