
汚れた手をそこで拭かない (文春文庫)
ミステリマニアのおすすめミステリ小説【総集編】
ほんタメさんが紹介
おすすめコメント
タイトルが最高!と紹介されている、芦沢央さんの作品だそうです。
意味深で、聞いただけでぞわぞわするようなタイトルが、まず読者を引きつけるのだとか。
この作品は、読み終わった後に嫌な気持ちになる「イヤミス」というジャンルで、その中でも大きな特徴として「身近な地獄」が描かれている点が挙げられています。
- •豪華な館で起こる殺人事件のような、自分には縁遠い話ではないそう。
- •すぐそこにある、誰にでも起こりうる恐怖が詰まっているのだとか。
例えば、「学校のプールの栓を閉め忘れた新人教師」のような、日常に潜む些細なミスから始まるどん底のエピソードが描かれているそうです。
「人生で2択のクイズを3回間違えたら起こる」と表現されるほど、ささいな選択の積み重ねが取り返しのつかない事態を招く様子は、まさに身近な地獄だとか。
そんな、誰にでも起こりうる地獄が詰まった短編集だそうです。
著者は「イヤミスを書くの天才」と評されており、イヤミスを読んでみたいならまずチェックすべき一冊として紹介されています。
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