【LIVE】第6回ほんタメ文学賞(2023年下半期)【大賞発表】
ほんタメさんが紹介
おすすめコメント
読んだ時に衝撃を受け、しんどくて苦しくなってしまったけれど、それだけ感情を大きく動かされる作品として紹介されています。
二人の女の子の物語で、その関係性は単なる「友達」という言葉だけでは言い表せないものだとか。
- •友達に対して独占欲を感じてしまう
- •「私だけの友達でいてほしい」という気持ちがどんどん積み重なっていく
読んでいてずっと苦しく、思わず眉間にしわが寄ってしまうような展開でありながら、そこが「とっても大好き」なポイントだそうです。
特に、文体やパンチラインが本当にすごいと紹介されており、作者自身もこだわった点として読点(、)の使い方が挙げられています。
感情が溢れ出て区切れない部分はあえて読点で繋ぐことで、「息つく間も与えず読んでほしい」という思いが込められているとのこと。その制作中は、まるで息を止めて書いているような感覚だったそうです。
この独特の文体によって、読者も言葉の奔流に飲み込まれるような感覚になり、物語が持つ息苦しさをより一層強く体験できると語られています。
作者自身も「すごい思い入れのある小説」だと感じており、今回、文学賞の対象に選ばれたことを本当に嬉しく思う、と述べられています。
Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。