定年後ずっと使えるお金のルール (TJMOOK)

老後2000万円問題など、お金に関する不安な情報に煽られてしまっている方におすすめの一冊として紹介されています。本来、老後は人生のご褒美として楽しむライフステージのはずであり、お金に余裕がないと感じる人でも、定年前後のしっかりとした準備によって、誰でも豊かでゆとりのある老後を手に入れることができるとされています。

この本には、老後貧乏にならず、ゆとりのある老後を手に入れるための秘訣が詰まっているそうです。

【本書で学べること】

１．支出を賢く見直す方法

• •無理に切り詰めるのではなく、不要な部分を削って本当にやりたいことのためにお金を使うという、家計のバランスを整える考え方が紹介されています。
• •電気・ガス料金の見直しで年間1万円以上、格安スマホへの乗り換えで年間3〜4万円もお得になる可能性があるだとか！
• •「民間保険マジでいりません！」とされており、日本の充実した公的保険制度を理由に、特に60歳以降の民間医療・介護保険の見直しが強く推奨されています。
• •年金生活者におすすめの圧倒的な節約術として、確定申告による医療費控除やセルフメディケーション税制の活用法が解説されているそうです。

２．60歳からの無理をしない働き方

• •給料が半減することも多い同じ会社での再雇用ではなく、経験を活かして新しい会社へ転職するという選択肢が提案されています。
• •実は年収300万円あれば、退職金や年金と合わせることで十分暮らせるとのこと。
• •お金のためだけでなく、やりがいや自己実現のために仕事を選ぶという、心身を豊かにする働き方が大切だとされています。

３．知っている人だけが得をする！老後の給付金

• •全国で約112万人もがもらい忘れているという、企業年金（退職金）について、絶対に忘れないための注意点が解説されているとか。
• •税金面で圧倒的に得をする退職金の受け取り方として、退職所得控除を最大限に活用できる「一時金」での受け取りが有利な場合が多いと紹介されています。
• •高齢者だけがもらえる「ボーナスすぎる給付金！」として、高年齢雇用継続基本給付金や高年齢再就職給付金など、知らないと損をする制度について詳しく知ることができるそうです。