
低PBR株の逆襲
【新刊】外国人が爆買い中の日本株!今、押さえておくべき投資戦略とは
聞いてわかる投資本チャンネルさんが紹介
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2023年の東証からの要請で激変した日本株の潮流について、その背景や様々な業種、多くの具体的な企業の対策に対するコメントがボリューミーに掲載された一冊として紹介されています。外国人投資家がどのような興味を持ち、どう考えているのかという観点も学べるそうです。
本書では、市場に評価されるPBR対策として、特に重要な3つの柱が挙げられています。
- •資本コストを意識したROE・ROICといった収益目標
- •株主還元策や財務戦略の具体策
- •事業ポートフォリオ見直しなどの成長戦略
特に「資本コスト」は重要なテーマで、サイエンス(計算式など)の部分とアート(経営判断)の部分の両方の意識が必要だと説明されています。また、東証が要請したのは「短期的な自社株買いをすることではない」という点も非常に大事なポイントだとか。自社株買いや増配は、分析した結果として有効な場合もありますが、あくまで持続的な成長を果たすための抜本的な取り組みが根本にあるべきだとされています。
そのため、成長余力が大きいはずの企業が短期的な株価対策として自社株買いを発表すると、がっかりするケースもあると指摘されています。
この本を読むことで、以下のようなメリットがあるそうです。
- •動画内では紹介しきれていない、業種別のPBR対策や主要企業の具体的な取り組みと市場評価が非常に細かく学べる。
- •評価されるPBR対策とそうでない対策を見極めるポイントが、投資家目線で理解できるようになる。
- •割安なだけでは株価が上がらない「バリュー投資の罠」を抜け出せる企業かを見極めるヒントになる。
企業のIR担当者やCFOの方は必見の一冊だと評価されており、特にバリュー投資家にとっても非常に勉強になる内容のようです。
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