
残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法 (幻冬舎文庫)
【要約】残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法【橘玲】
フェルミ漫画大学さんが紹介
おすすめコメント
この世界は非常に残酷なものだと紹介されています。能力は努力ではなく遺伝でほぼ決まるため、適性のないことをいくら頑張っても意味がないとのこと。さらに、現代社会では言語能力や数学的能力といった特定の知能だけが高く評価されるため、それ以外の能力を持っていても報われにくいという現実があるそうです。
この本では、そのような社会で評価されない能力しか持たない人が最終的に行き着く先として、スキルも昇進のチャンスもない低賃金の仕事、いわゆる「MacJob」が挙げられています。
しかし、そんな残酷な世界で生き延びるための「たったひとつの方法」があるのだとか!
それは、「自分の好きなことをインターネットで発信する」ことだそうです。
得意なことを好きになる性質
- •人は、他人より抜きん出て目立つことができる「得意なこと」を自然と好きになる傾向があるとのこと。
- •そのため、「自分の好きなこと」は「自分の得意なこと」である可能性が非常に高いと説明されています。
インターネットの活用
- •かつてはプロレベルでなければ評価されなかった歌やゲーム、大食いといった能力も、インターネットを使えば誰でも発信でき、ファンを作ることが可能になったと紹介されています。
- •YouTube、SNS、note、メルカリなど、現代には無料で使える武器(ツール)がたくさんあり、これらを使いこなすことで、貯金や人脈がなくても逆転のチャンスがあるそうです!
ニッチな場所を狙う
- •大事なのは、ライバルが多いメジャーな市場ではなく、自分が本当に好きな「ニッチな場所」を狙うことだとか。
- •大きく儲からなくても、自分が食べていけるだけの小さなマーケットを確立することが重要だとされています。
そして、この活動を通して会社以外に自分の居場所を作ることが、幸せに繋がるとのこと。
現実がどれだけ辛くても、インターネット上に自分を認めてくれる場所があれば、それは「居場所のリスクヘッジ」になり、心の安定をもたらしてくれると紹介されています。
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