ほんタメ
ほんタメMCが最近読んだ本を紹介します【2024年2月】

ほんタメさんが紹介

おすすめコメント

中村文則さんの作品で、「めちゃくちゃ文学だった!」と紹介されています。
これまでのエンタメ寄りの作品とは異なり、純文学の雰囲気が強く、また過去作とも違う新しい雰囲気を感じられる一冊だそうです。

物語は、動物の研究者である主人公が、ふと気づくと果てしない列に並んでいるところから始まります。

  • この列は先頭も最後尾も見えない
  • 何のために並んでいるのか誰もわからない
  • しかし、誰もが「この列から外れてはならない」と思い続けている

この奇妙な「列」という状況を通して、現代社会で人々が抱えるフラストレーション人との関係性が描かれているように感じられるのだとか。

読む人によって全く違う感想を抱くであろう作品で、色々な人の感想を聞いてみたくなるような魅力があるそうです。多くの作品を発表している作家の新たな一面が見られる点も、おすすめのポイントとして挙げられています。

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