![夏への扉 [新版] (ハヤカワ文庫SF)](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fm.media-amazon.com%2Fimages%2FI%2F71C3Wd93uSL._SY342_.jpg&w=3840&q=75)
夏への扉 [新版] (ハヤカワ文庫SF)
SF苦手な私を魅了した『夏への扉』の素晴らしさを語ります!
文学YouTuberベルさんが紹介
おすすめコメント
SFは難解で苦手…と感じている方にこそおすすめしたい、海外SFの古典的名作として紹介されています。友人と恋人に裏切られ全てを失った発明家が、復讐のためにタイムトラベルをするという物語だとか。
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』にも影響を与えたと言われているそうで、SF初心者でも楽しめた魅力が具体的に語られています。
SF初心者でも楽しめた3つの魅力
王道を行く設定とテーマ
- •コールドスリープやタイムトラベルなど、私たちがSFに求める要素が全て詰まっており、安心感と満足感があるそう。
- •物語は完全懲悪的で、登場人物のキャラクターもはっきりしていて分かりやすいと紹介されています。
- •根底にあるテーマは「愛は勝つ」! 暗さや重さではなく、諦めない強さ、再会を待つ明るさ、ロマンチックさが備わっていてグッとくるそうです。これぞ王道として最高の形!と絶賛されています。
圧倒的なストーリーテリング力
- •とにかく伏線の張り巡らされ方と回収ぷりが素晴らしいそうで、読み返しても楽しめるエンターテイメント性があるとか。
- •科学・恋愛・ミステリー・サスペンスが見事に融合しており、序盤の展開はまるで『半沢直樹』のようで一気に心を掴まれるそうです。
- •SFにありがちな暗い未来(ディストピア)ではなく、陽キャパワーで突っ切っていくような明るさが作品全体に溢れているのが大きな特徴だとか。人類への信頼や未来への希望が描かれており、読後感がとても良いと紹介されています。
新版ならではの「読みやすさ」
- •海外の古典とは思えないほど、普通に読みやすい作品だそうです。
- •難しい主張は少なく、登場人物の会話が多いのが特徴。なんと作中では猫も喋るそうで、とても可愛い!とのこと。
- •こちらの新版は時代に合わせた言葉選びがなされており、例えば家事ロボットは「かじ女中機」ではなく「ハイヤー・ガール」と訳されているため、より近未来のイメージがしやすくなっていると説明されています。
物語のタイトルにもなっている、主人公の飼い猫ピートが冬になると探し始める「夏への扉」。このエピソードが物語の最初と最後で希望の象徴として美しく配置されている点も、文学的に綺麗だと紹介されています。
Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。