NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

フェルミ漫画大学
【要約】NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク/下 AI革命【ユヴァル・ノア・ハラリ】

フェルミ漫画大学さんが紹介

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世界的ベストセラー『サピエンス全史』の著者、ユヴァル・ノア・ハラリ氏による「情報とは何か?」また「AIの登場によって私たちの社会はどう変化するのか」を教えてくれる一冊として紹介されています。

この本のタイトルである「ネクサス」は「絆」や「結びつき」を意味し、情報や物語こそが人間を結びつける力そのものだと解説されているそう。

  • 私たちホモ・サピエンスが地球を支配するようになったのは、宗教や国家、お金といった目に見えないフィクションや作り話を大勢で共有できたからだとされています。
  • この「作り話を信じる力」によって、顔も名前も知らない相手とでも一瞬で仲間意識を持ち、150人の壁を超えた大集団を作ることができたと推測されているだとか。すごい話です!
  • このように、情報や物語は人々を突き動かし、接着剤のように結びつけて大きな力を生み出すものだと説明されています。

しかし、その一方で、「情報が多ければ真実が分かるとは限らない」という重要な問題も指摘されています。

  • かつて印刷技術の登場でベストセラーになった『魔女への鉄槌』という本が、大規模な魔女狩りを引き起こしてしまった歴史が紹介されているとのこと。
  • 現代はSNSやYouTubeなどで情報が溢れすぎており、AIによる精巧なディープフェイクも登場したことで、真実とフェイクの区別がより一層つかなくなっていると警告されています。
  • そのため、多くの人が「何を言っているか」よりも「誰が言っているか」で情報の真偽を判断するようになっていると分析されているそうです。

私たちがどんな情報を手に入れて何を信じるかで、行動や人間関係、社会全体が変わっていくという、情報の持つ力を深く理解できる内容になっているそうです。

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