
マーケットの魔術師
ブラックマンデーで月62%利益を出した伝説の男の最新インタビュー&名著解説【米国株/米国債/金/ビットコイン】
聞いてわかる投資本チャンネルさんが紹介
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伝説的な投資家ポール・チューダー・ジョーンズの貴重なインタビューが収録されている書籍として紹介されています。
彼の投資哲学の根幹には、「いつも儲かった場合ではなく、損した場合のことを考えている」という姿勢があるそうです。過去の失敗経験から、利益よりもまず損失の可能性を考える、損をしないことを重視する考え方が何度も語られているのだとか。
具体的に守っているトレードルールとして、以下の点が挙げられています。
- •ナンピンはしないこと
- •トレードがうまくいかない時は枚数を減らし、うまくいっている時には枚数を増やすこと
- •コントロールができないような局面では決してトレードをしないこと
特に、重要な発表の前などに大きな資金をリスクにさらすことは「トレードではなくギャンブルだからだ」と断言しており、そのようなことはしないそうです。
このルールを徹底することで、相場が想定外の悪い状態に陥った時点でポジションが極限まで小さくなり、逆に想定通りにうまくいっている時にはポジションが大きくなっているという、非常に合理的な状態が理想だとされています。
また、彼の名を世界に轟かせた1987年のブラックマンデーで、なぜ暴落を確信できたのかについても語られています。当時の国際情勢や金融政策といったマクロ環境を分析し、「アメリカはドル防衛をもはや行わない」という声明を「市場にとって死の接吻だった」と捉え、ドル暴落から株価暴落へとつながる流れを確信したとのこと。マクロ分析から市場の大きな転換点を見抜く様が、具体的に紹介されています。
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