
絶望名言 文庫版
学識サロンさんが紹介
おすすめコメント
人生のどん底になった時こそ、絶望の言葉が心に刺さりまくる本として紹介されています。
「絶望名言」というタイトルから、最初は「絶望って名言になるの?」と思ってしまうかもしれませんが、読んでみるとめちゃくちゃ心にしみる!そう。あの時この言葉を知っていたら救われたかもしれない、と静かに涙が出そうになる一冊だとか。
人生で「もう無理だ」と思った時、無理な励ましの言葉よりも、同じ絶望をくぐり抜けた人の言葉の方が救ってくれることがあります。絶望の中にいる時は、絶望の言葉の方が心に深く刺さり、「自分だけじゃないんだ」と思わせてくれる、そんな作家や表現者たちの言葉が丁寧に紹介されている本だそうです。
この本を読むと、以下のような気づきが得られると紹介されています。
人生が崩壊したと感じた時
フランツ・カフカの「生きることは絶えず脇道にそれることだ」という言葉に出会うと、人生のレールから外れてしまったと感じても「そもそも人生はそういうものなのかもしれない」と思えるようになるそう。変に前向きな励ましよりも、今の自分をそのまま肯定し、静かに寄り添ってくれる感覚があるだとか。将来への不安を感じる時
芥川龍之介の「人生は地獄よりも地獄的である」という言葉は、予測不能な未来に対する不安こそが一番しんどいのだと教えてくれるそうです。なぜこんなに不安なんだろうと自分を責めそうな時に、「地獄よりも辛いことに立ち向かっているのだから当然だ」と、曖昧さに怯える自分を少しだけ許せるようになる名言だと紹介されています。自信がなくなった時
シェイクスピアの名言からは、「わかっちゃいるけどやめられない」という人間らしい弱さを受け入れる大切さが学べるそう。できないことがあるという事実こそが誰かを支える力になり、不完全さを知っているからこそ人に優しくなれると気づかせてくれるだとか。自信をなくすような出来事も、誰かを助けるための経験だとポジティブに変換できるようになり、本当に心が軽くなると説明されています。
紹介されている以外にも、心にしみる言葉がたくさん詰まっている一冊だそうです。
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